令和4年度の建有会活動の一環としまして10/8㈯。箕島漁港にて沈没船・放置船の引上げボランティア活動を実施致しました。
所有者不明の放置船の問題は有田市だけでなく全国の漁港組合さん、港を所有しておる自治体の悩みでもあるそうです。
景観の悪化、台風襲来時等には二次災害を誘発する恐れがあります。ただ引上げには多くの費用も掛かり負担の所在等で前に進めていない問題でもあります。
そうした話しをうかがい、本会の得意分野である為、今回の活動に至りました。
自分たちも初めての作業内容であるため安全に第一優先にした上で手探りの中での作業スタートでした。
ただやはり思った以上に難しく船の重量もヘドロ等で重たくなっており作業は難航しました。また廃棄場までの運搬においても、やはり船は大きく10tダンプトラックであったとしても思うように積込みが難しく全ての作業工程において難しい作業となりました。が、地元の建築・土木総勢23名、25tレッカー、10tダンプトラック2台、0.45m3バックホウ…。頭も体もフル回転。午前中完了予定が15:00迄の作業延長の上で総数11船の放置船の引上げに成功しました。
地元の方、漁港組合の方、有田市役所の方、地元の議員さま…皆さま大変喜んで頂き、反響も非常に大きかったです。
また今後も地元の皆さまに喜んで頂けるような活動を進めていければと考えております。
有田市箕島漁港ボランティア 沈没船引上げ作業